『君の名は』
9/25 日曜日
某映画館で『君の名は』を観た。
小さいときは映画館で映画を見ることは少なかった
どの映画を見たのかは覚えてなかったが、まだ全席指定ということはなく、立ち見でも映画を見ることができた時代だったというのは覚えている。
立ち見ではあったのだが、父の膝の上で映画を見ていた、ということだけはなぜか記憶の中にある。
さてさて、そんな記憶を思い出しながらこの作って初めての記事を書いているわけだが、『君の名は』はPVを見たときにふと「見たいなあ」と思った作品であった。しかしながらその時は満員の席で見るほどではないかなと思っていた。
確かそのPVを初めて見たのは映画『デッドプール』と『帰ってきたヒトラー』を2本連続で見たときだったと記憶している。
そして公開してからTwitterなどのSNSで友人たちが君の名はを絶賛する文言が並べられていった。『君の名は』に関するツイートを1日1回は必ず見たのではないのだろうか
さらに朝のニュースやワイドショーなどでも取り上げられるようになった。
私はどうしても見なければならないという感情に囚われてしまった。
見事にマーケティングにハメられてしまったのだ。これがいいことなのか悪いことなのか別にして。
しかしながら連日連夜、その作品はほぼ満員状態。自分は両隣に知らない人がいるのが我慢ならない性質なので、少しでも劇場が空いている日・時間を探した。
そして今日のレイトショーで見ることができたということだ。
見た感想だが、面白かった。これに尽きる。最近の作品はどうしても無理のあるような展開をしがちだが、この作品は自然な展開を次々とつなげていった(もちろん、夢で人格が入れ替わるという展開は最初はなかなか受け入れずらいが)作品だった。
また、アニメながらも映像技術がここまで進歩しているのかと驚愕させられた。最初に空の映像が、次に湖の場面が。どちらも非常に美しく、だが実写では表現できない、アニメでしか表現できない美しさであった。
月並みな表現ではあるが「ボーイミーツガール」のさらに進んだお話である。と私は感じた。
まだ見てない人は一見の価値がある映画であると思う。
今は少しブームも落ち着いてきて、見やすくなっているのではないかと思うので、ぜひ。